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"竜宮"あとがき |
ベースにしているのは、日本の昔話の定番、「浦島太郎」です(言わんでもわかるって)。本編で、千尋親子3人が、不思議の世界から戻ってきた時、車が草まみれになってましたよね。あのシーンを見て、いったいどのくらい時間が経っていたのかな、と考えだしたところから思いついた話です。 千尋が突然14歳になる、って設定には、別に深い意味はないんですよ。いきなりオトナの恋愛させようとかいう下心があったワケでもなくて(笑)。10才のコドモコドモした千尋が割と好きなものですから、管理人。 『外伝』ですが・・・雅楽で使う横笛を「龍笛」っていうところから、ピン!「ああ、ハクに笛を吹かせてみたい、きっと似合う!」なんて思いまして、ただ、それだけを書きたかったがために書いてしまったようなもんですね。 横笛っていうと、高貴な方々(平安王朝貴族とか・・)のたしなみのひとつでしょうが、女の人はあまり吹かないでしょうかね。女の人はだいたい琴とか琵琶とかの弦楽器をたしなむほうが多いようですが。。。ま、いいか。(勝手な奴) ちなみに、話の中で出てきた「黄鐘(おうしき)」というのは、雅楽で使われる音名(「律」)のひとつで、西洋音楽でいうと、ドレミファソラシドの中の「ラ」にほぼ当たる音を指します。「黄鐘調(おうしきちょう)」というと、乱暴に言ってしまえば、雅楽における「ロ長調」みたいなもんでしょうか。 空薫物(そらだきもの・からだきもの)は、部屋にいい匂いを漂わせるために焚くお香ですね。お香の名前の「苛葉」はあちこちのお香のサイトさんを渡り歩いて、イメージに近いものを選びましたが・・・・実際どんな香りのするお香なのか、体験してみたことはないんです。『お仏壇のかほり♪』に近かったりしたら・・イメージが。。。。。ま、いいか(そればっか)。あ、そもそも「苛葉」って、空薫物に使えるお香なのかな。。。。ま、いいか。(をいをい・・・^^;;;;;) <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
"日蝕"あとがき |
ベースにしているのは、古事記でおなじみの、「天の岩戸」伝説ですね。ただ、天照大御神さまのイメージは、管理人が勝手に作り上げたものです。 要は、天の岩戸の前で踊るウズメの役をハクにさせてみただけですね(^^;)。管理人、下心丸出し。龍が脱皮するうんぬんは、まったくの空想です。最初に書いたときは、ボッティチェリの名画「ビーナスの誕生」(←画像はドリアンさまのサイト「Arts at Dorian」からお借りしました)よろしくハクが登場するシーンとかも考えてたんですが。。。あまりにロコツなんで、ボツにしました。 ハクが『青海波』を踊るシーン。これも、単なる管理人の趣味です。笛吹かされたり、踊らされたり、忙しいですね、ウチのハク様。でも、舞人装束って、ハクに似合いそうだと思いませんか?? うーん、私に絵を描く才能があれば!きらびやかなイラストなど添えたいところですが! こればっかりは、無理ですねぇ。・・・・とはいうものの、衣装についての記述は相当自分の好みに偏って、事実を捻じ曲げているところもありますので、もし、そういう方面の専門知識のある方が読まれたら、ひっくり返られるでしょうねぇ。素人小説ということで、笑ってお許しくださいませ。(逃) なお、『青海波』や『襲装束』については、以下のサイトさまがとても詳しく解説されています。写真やMIDIも置いてらっしゃいます。 「採桑老の口傳」 「唐楽」→「盤渉調」→「青海波」、 「唐楽」→「雅楽」→「襲装束」の順に進んで行かれるといいかと思います。 (この情報につきましては、さたさまに感謝!です。さたさまのサイト<パイナップルヘッド>へは、リンク部屋からいけますので、ぜひ!) それから、『青海波』についての記述はありませんが、舞楽の雰囲気を感じ取りたいな、と思われる方は、雅亮会さまのサイトに、美しい写真がたくさん掲載されています。 ぜひ、お立ち寄りを! <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
"働く門には福来たる"あとがき |
これは、当ホームページの掲示板に、初めて書き込みをしてくださったお客様、ファルさまにリクエストしていただいて、書いたものです。ファルさま、ありがとうございました! リクのお題は「ハクの龍バージョンのお話」。 すみません、話の中で半分くらいしか龍の姿してませんね(^^;)。あ、またハク様、脱がしてる。「日蝕」終わらせた直後に書いたのが、コレっていうのは・・・・いけませんね。自分の趣味に走っちゃぁ(笑)。 さて、坊がいったい何歳なのかというのは・・・私の中ではハクの年齢と同じくらい、謎です。本編見てて、はじめのうち、湯婆婆の『孫』かと思いましたもん、管理人。年齢差ありすぎますし、あの猫っ可愛がりぶりも、母親というより、祖母かなと。でも、銭婆がはっきりと「母親」って言っていたし・・・ 変なトコにこだわるようで恐縮ですが、@湯婆婆が「若い」ころに坊を産んで、それから相当な年月がたっているのに、いまだ赤ん坊の姿のままでいるのか、A坊を産んだあと、なぜかあっという間に湯婆婆が老け込んだのか、B魔女は年とってからでも平気で子供産めるのか、Cあるいは、湯婆婆は老婆の姿をとってはいるけど、それは仮の姿で、本当はまだまだ若いのか・・・・うーーん、やっぱり、謎。 この話の中では、第@案(?)を採用してみました。このあたり突っ込んだ話も書いてみようかな・・・(謎笑) それと、またまた変なトコにこだわる、というか、ひょっとして、管理人の思い違いかもしれないのですが、例の、千尋がハクに連れられて息を止めながら太鼓橋を渡るシーン。 あそこで、カオナシ、じーーーーっと千尋の方を、目で追ってませんでした???? 違いましたっけ??? あれを見て、「あれ? カオナシにだけは見えてるの??」なんて思った管理人・・・ とすると、ハクの魔法はカオナシには通用しないのでは?とも思ったりして。だとすると、カオナシって、ハクにとってはかなり強力なライバルになりますよねぇ。あ、また、このあたりも、小説のネタになりそうな予感・・・・(再び謎笑) それと。。。『塩湯』、というオチ(?)をつけた後に、フィルムコミック見て愕然!ちゃんと、「しお湯」あるじゃないですか!!! うわぉ、どうしよう?! とは、思ったものの、もう、新しいオチを考えるパワーもなく、そのあたりはうやむやのままに闇へと葬られたのでありました。ああ、リク小説でそういうコトするあたりが、管理人らしい(殴)・・ なにはともあれ、ファルさまに感謝!です。 <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
"電車に乗って"あとがき |
この話は、ウチのサイトのバナーを作ってくださった阿優みいさまに、そのお礼の気持ちをこめて、リクエストしていただいたものです。 リクのお題は、阿優みいさまのイラスト、「電車に乗ろう」に合うお話(ハクと千尋が一緒に電車に乗ってどこかに行く話を・・・)、ということでして・・・・ 大好きなイラストに挿し文させていただく機会に恵まれて、嬉しかったです。 あのイラストが、あまりにも豊かな世界を含んでいるものですから、山のように浮かんでは消え、消えては浮かぶ筋立ての中から、ひとつに絞るのに、迷う迷う!! 素敵なイラストは創造意欲をかきたててくれることを実感した次第です〜。 あの、車窓から見える、美しい空は夕焼けか朝焼けか? ふたりの行き先は? いや、どこかから帰ってくる途中って設定にしても、悪くない! ふたりはなぜ眠っているのか? ハクはどうして裸足なのか?? ああ、考え出したら楽しくてキリがない! 止まらない!(おい) 行き先ひとつとっても、最初は、「確か本編では、電車の行き先は『中道』ってなってたけど、それって何だっけ?」から始まって、仏教関係の資料にあたってみると、「中道」っていうのは、 『"肯定"でも"否定"でもない、その真ん中に当たるもの』とか、 『"有"と"無"の中間にある場所』とかになっていて、 拡大解釈すると『"生"でも"死"でもない、その中間の世界』と取ることもできなくはなくて、 「おおっ! じゃ、ふたりは生と死を超えた永遠の世界へ旅立つのかしらっ!?」なんてとこまで想像がトンで行ってしまい・・・・そんな話、あまりに重たくなるんで、ボツにしたんですけど(笑)。 結局、けんかした二人が美しい朝焼けの中、仲直りデートでショッピング、という一番無難なライン(?)に。 しかしまあ、展開に事欠いて、トトロまで登場させるっていうのは、、、やっぱヒンシュクでした?(笑) 白龍とトトロがバトルするシーンなんて・・・・自分で書いときながらっ、想像、したくないっ!(汗;;;;;;) イラストのイメージをかなりひん曲げてしまったにもかかわらず、大きな心で受け入れてくださった阿優みいさまに、感謝!です。ありがとうございました。 ♪阿優みいさまのサイト<油屋ツアー 3泊4日>へはリンク部屋から行けます。管理人も日参しております!(^^) <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
"初詣"あとがき |
この単発モノを書くまでに、「竜宮」「日蝕」「働く門には福来たる」「電車に乗って」、と4つのモノを書いてきたわけなんですが、ここに来て、はた!と管理人はあることに気付きました。 わたしってば。。わたしってば。。。何てヤツ!! ウチのハク様って、、、どの話でも、怪我させられるか脱がされるか、どっちかじゃないですかーーーー!!!!! いけない、流血残虐シーンと全裸シーンしか出てこない(?)ようではっ、、このままじゃ「青少年に有害なサイト#」としてサーバーさんから削除されてしまうーーっ!!!(笑) で、心に決めました。せめて、次に書く話くらいは、絶対、暴力シーンもボカシが必要なシーン(?)もナシでいくぞっ!と。『健全!』で、『ぴゅあ♪』で、まちがってもR指定もどき(もしもし?)からは程遠いものにしようと。 おりしも、世間はクリスマスも過ぎて。 どこのサイトさまも、楽しいクリスマス企画を繰り広げていらっしゃったところにきて、ウチは、、、忘れていました。クリスマス企画。なんにも!考えてませんでした(^^;)。ひとさまのサイトでクリスマス気分を満喫して、大喜びして、、、クリスマス終わってから初めて、自分とこでは何もしてなかったことに気付いたわけですね(こらこら)。 ああ、ヒンシュク! せめてお正月企画くらい、なにかしなくっちゃ、と大急ぎで準備に取り掛かったわけです。 お正月、お正月、、ここから思いつくもの〜〜〜〜んん〜〜〜「新年会」!→「飲み会」→よぉし、ハクを酔っ払わせて!・・・・(ここでもうすでに『健全』とか『ぴゅあ』とかからは遠くはなれてますね・・・涙) それっとばかりに、だーーーーっと一気に宴会シーンを書き上げ(←ハクがお酒飲んでる姿を書くのは楽しくて・^^;)・・・・そして、、、、はたとキーボード打つ指が止まってしまいました。 で。。。どうすんの。このあと。。。。(←考えていなかった) ハクが酔っ払って狼(?)になっちゃう話とか、逆に千尋が酔っちゃってどうのこうの、っていう美味しい話は他のサイトさまにいっぱいあるし、今さらわたしが書いても・・・・ 急遽、ストーリー変更。新年会をやめて忘年会にして、そのあと、ふたりが初詣に行く話に。 ストーリーに芸がないから、せめて、美しい冬の風物詩のひとつも盛り込んで・・・ええと、何にしよう。冬に見られるきれいなもの・・・雪景色、オーロラ、流氷、樹氷。他に何かないかな。 とある写真集をぱらぱら見ていて、一枚の写真に出会いました。夜明け前にできた「霧氷」が日の出の瞬間、オレンジ色に光る、それはそれは美しい一瞬を撮影したものでした。(実は「霧氷」というものを、そのときまで管理人は知らなかったのですが。)霧氷は樹氷よりも見られるチャンスも少なく、また朝日に当たると5分ほどで溶けてしまうそうで、撮影はさぞかし大変だったのだろうと思いました。 で、それを話の中に強引に取り入れて、とりあえず下書きをまとめたのが12月31日早朝。ああ、なんとか間に合う・・・・・? ほんとにばたばたと、書いてしまったものでした。ふー。 教訓。何事にも、計画性を持ちましょう。(ぺこり)
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"いろはかるた"あとがき |
これは、当サイトのBBSではじめてキリ番申請してくださった、あもさまにリクエストしていただいて書いたものです。 リクのお題は「和なショートストーリー」。日本の古き良き懐かしいものが大好きでいらっしゃる、あもさまらしい、リクエストでした。 さて、和風なショート・・・・と考えて、まっさきに思い浮かんだのは、究極のジャパネスク・ショート、「俳句」&「川柳」! 五七五17字の世界! よぉし、これに決まりっ!!! でもしかしっ、・・・・・・・ いくらなんでも、一首ヒネって、17文字でリク小説1本でっきあっがり〜♪・・・ってのも、失礼な話(←問題外!)。で、どーしよかなー、句会でも開かせるかな〜でも、句会なんて出たこともないから、どんな雰囲気なのかとか、わかんないしな〜〜、などなど、つらつら考えて、結局「いろはかるた」に題材が落ち着きました。 "いろは47の読み札 in せんちひワールド"を考えるのは、楽しかったですね〜〜〜♪ ただ、その「句」にキャラの個性をちょっとでも出したいな、と思って、苦労したのは、千尋でした。(BBSでもちらっとぼやいてしまいましたが。) 10歳の女の子にも詠めそうな句、、、っていうと、あまり難しげ〜な暗〜い言葉使えないし、かといって、ハクとのからみがあるんで、シリアスに作ったハクの句と、あまりにもバランス悪くてもかっこつかないしなーと。 で、結局、お正月に小学生でもするであろう、百人一首に出てくる言葉なら、使ってもまぁ不自然じゃないよね?、という、管理人の勝手な解釈でああいう感じに(汗)。 後半、ハクと二人でかわりばんこに句の詠みっこするあたりも、悩みました。 ・・・前の句で使ったことばを、なんとか次の句の中に盛り込もうと、四苦八苦。古文ボキャブラリー少ないもので、管理人(^^;)。 枕詞や掛詞などを紹介されているサイトさまのところへおじゃまして、なんかいいコトバないかな〜〜と、物欲しげ〜〜にうろうろし(笑)、百人一首の解説も読み漁り、、、それでも、どーーーしても思いつかなかったのは、『え』で始まる句。 とうとう古語辞典まで引っ張り出して、「え」の項を熟読する始末(大笑)。でも、そういう作業、結構好きなもので、楽しみながらやっていました。 なお、ラストでの、あもさまとくろねこさまの、神隠し&強制労働。・・・はい。あれは、管理人の計画的犯行です(笑)。 なにはともあれ、あもさまに、感謝!です。ありがとうございました。 ♪なお、あもさまのサイト「カナリヤ商會」へは、リンク部屋からいけますので、ぜひ! * * * * *
[追記]最後の千尋とハクの句↓ですが。。。ある方からメールで指摘を受け、管理人ぶっとびました! 【せ】瀬をはやみ もみじ葉散らす 琥珀川 <千尋> 【す】すみぞめの ゆうべの夢や 河と海 <ハク> いえ、百人一首の宗徳院の歌の「瀬をはやみ」っていう言葉が「和速水琥珀川」にぴったりだと思って使ったのと、「す」で始まることばを捜していて、「ゆうべ」に掛かる枕詞「すみぞめの」を引っ張りだした、というのが、作った時のいきさつなんですけどね。 で、その方からの指摘を要約すると・・・・ 「もみじ葉っていうのは、前の句を受けて、千尋自身のこと。 で、もみじ葉(千尋)を『琥珀川』が『散らす』って??? 『散らす』って要するに、・・・・そういうコト?!?!? しかも、『ゆうべの夢』を『河(=ハク)』と『海=(千尋)』が一緒に見た、(あるいは、『ゆうべの夢のようなひとときを二人で思い出している』)っていう句がそれを受けるっていうのは、やっぱり、・・・・そういうコト!?!?」 ・・・・・・・どひゃん。大汗。た、確かにそういう解釈、成り立ちますね。うわ〜〜公衆の面前でっ!!もう、あんたたちってば!!!!(←喜んでいる・・・) 美味しい解釈を、ありがとうございました。(^^;) <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
バレンタイン単発モノ、ということで、2月始めに、大急ぎで書き始めた、この話。 時節柄、「節分」「立春」を題材にしようかな、と思いまして、筋立てを考えました。 で、「節分」といえば、「鬼」。「鬼」には、いろいろな意味がありますので、それをお話に取り入れたいと、思いまして。。 おそろしい、邪悪なものとしての「鬼」。 昔話でもおなじみの、「鬼」 (↑これについては、、、少々奥が深いもので、今回は使いませんでした^^;) 「神」と同じ意味の言葉として使われていた、「鬼」。 こどもの遊びにも、出てきますよね。 (最近の子供は「鬼ごっこ」なんてあまりしないのかもしれませんが・・・) ※なお、「鬼」情報につきましては、さたさまに感謝!です! 「鬼」に、「かみ」という読み方があったことは、さたさまに教えていただいて、初めて知りました。 ということで、丁度節分豆撒きの声がちまたに賑やかに聞こえるころから、準備をしまして。。。 始めは、あまり長くないものを2月14日までにざーーーっと書き上げて、ばばっとアップして、さーーーっと通り過ぎようと、思っていました。 甘いらぶモノ書くの苦手だけど(読むのは大好き♪)、バレンタインだし、ちょおっとがんばって、 『千尋がハクにチョコレートを渡すものの、なんかトラブル&行き違いがあって、でも最後は丸くおさまって、ホワイトデーには「ハク龍にリボンをかけて」プレゼント♪』という、まあ、ありがちな話ではありますが、そんな感じのをとりあえず1本、ばーーーっと書いてしまおうと・・・・ ・・・・予定は未定。 書いていくうちにざーーーっとか、ばーーーーっとか、そうスピーディーには話が進まなくなってしまって、どんどんどんどん袋小路。(←いつもの、癖です・笑) 長引く、長引く。 だらだらだら。 汗も一緒に、だらだらだら。 結局完結したのは、ホワイトデー直前。。 しかも、かなりの爆弾発言、してますね。ハク様。随所で。 いいんでしょうか。よくないですね。(笑) 当初はあんなコトやこんなコト(?)言わす予定は、ぜんっぜんなかったんですが〜〜〜(><) イメージ壊されてしまった方、申し訳ありません(ぺこ)。 おまけに、アブない方向に引っ張るだけ引っ張っといて、あの、ちゃっちいラスト。 すいません。 ("千尋の顔の前で、ハクが目を閉じて"→もちろん、ささやかながら、"そういう"シーンなわけですが、『目隠し鬼さん』のイメージでまとめたかったんだと、わかってくださったかた、いらっしゃるでしょうか>言い訳) やっぱ、激甘濃厚らぶしーんはわたしには無理でした。(^^;) 精進します・・・・ <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
これは、梓月さまのサイト、「背徳草子」のBBSでのやりとりの中で、ひょんなことから梓月さまと「プレゼント交換♪」をすることになりまして、書いたものです。 梓月さまから小説をいただけるーー!ということで、管理人大喜びで書きました!! どんなお話がよろしいでしょうか?とお聞きしましたところ、「竜のハクと原作のままの年の千尋がじゃれあって、ほのぼのと小さな喧嘩をしたりする、そんなピュアな様子を」とのこと。 一番最初に思いついたシーンは、千尋が竜の鼻面をぺし!とひっぱたくところ。。。で、どんないきさつでそうなったことにしようかなぁ、などと考えながらぷらぷらと春の住宅街を歩いていますと、あちらこちらの垣根にこんもりと植えられた雪柳が。ちょうど満開でそれはそれは綺麗。これをお話の中に入れたいな、と思いまして、ちょっとその花のことを調べてみますと、別名("えくぼばな""こごめざくら")や花言葉("愛嬌")などが、うまいぐあいにイメージに合ったので、採用決定! 冒頭で千尋が歌っているわらべうたが関西弁ですね。違和感、あるでしょうね。すみません。関西在住の管理人の一存です。(笑) かなり管理人の好みに偏ってしまった話でしたが、こころよく受け取ってくださった梓月さまに感謝!です。 ♪なお、梓月さまの「背徳草子」へは、リンク部屋から行けますので、ぜひ! <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
ええとですね。この「折鶴」は、「千と千尋の神隠し」が、「金熊賞」および「日本アカデミー賞最優秀作品賞」その他を受賞しましたのを記念(?)して企画した単発ものなのですが。 「せんちひ」のパロディーですね。 いいんでしょうか。こんなもん書いて(笑) ストーリーを思いつくきっかけとなったのは、阿優みいさまのサイト「油屋ツアー3泊4日」でのチャットです。 何人かの方々とお話していた中で、「せんちひのNG集とかあったらおもしろいのにね」というようなことをわたしが言い出しましたときに、あもさま(「カナリヤ商会」の管理人さんです)がそれを受けて、ハクがせりふをとちるところを演じてくださったのが、すごくおもしろかったのです。 また、阿優みいさまのお絵かきBBSで、カオナシが『楽屋裏』でタバコをふかしながら「千尋ってまじかわいいよなーvv」(←ちょっと違ったかも・・)などとつぶやいているイラストを描いてらしたのも、ヒントのひとつになりました。 さらに、あもさまのサイトでの日記、「カナリヤ日報」からもいくつかギャグネタをいただいて、話をふくらませました。(他力本願な小説ですね^^;) おふたかたには、この場を借りまして、心からお礼を申し上げます。(いいお友達に恵まれて幸せ♪ =^^=) さて、管理人が書きたかったことは2つありまして。。。 映画にはなかったけれど、こんなシーンがあったらいいのにな、というものを書いてみたかったのがひとつです。 たとえば、映画のオープニングに、琥珀川に幼い千尋が落ちる直前のシーンがあってもいいんじゃないかな、とか。明るい夏の初め、水遊びをする小さな千尋のはしゃぐ声に耳を傾ける琥珀川の主、という設定で。(話の終わりあたりで気付いてくださった方もあったかもしれませんが、『ふたりのはじめての出会い』というエピソードにこだわってみたかったんです。それで、冒頭にこんなシーンを挿入してみたわけです。) また、本編では、当初千尋が銭婆の家へ行くときに降りる駅を間違えた、というシナリオもあった、という話を聞きまして、じゃあ、こんな話があってもいいかな、とか。。。 (カオナシにも、もうちょっといい思いさせてあげたいなぁという気持ちもありましたね。^^;) 映画のラストシーン、二人の手が離れてから、ハクはどうしたのか、というあたりについては、ほんとにいろいろなサイトさまで素晴らしいお話がありますので、わたしなんかがいまさら書いてもなぁと、かなり迷ったのですが・・・・。さんざん悩んだあげく、結局ああいう形に(^^;)。様々なパターンが考えられたのですが、明るく元気に終わるのもいいのでは、と思いまして。前向きラスト(ん?)にしてみました。 もうひとつは、映画の「解釈」についてです。が。 「わたしはこの映画について、こういう解釈をしてるんですよっ!!!!!」などという、強い主張をしたかったわけではありません。。。。。 「せんちひ」には本当にいろいろな解釈が成り立つと思うので、1つの方向として、こんな解釈があってもおもしろいのでは、という感じです。 小説として話をまとめるために、無理やりこじつけたところもありますし(汗)。 この話の中で書いてみた解釈を人に押し付けるつもりなど、毛頭ございませんので、どうぞお見逃しを・・・・ と、またまた言い訳をつらつらと並べて逃げる管理人でありました(^^;;;;)
♪なお、あもさまの「カナリヤ商會」、阿優みいさまの「油屋ツアー3泊4日」へは、リンク部屋から行けますので、ぜひ! <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
これは、「夢幻夜行」の櫻 沙耶美さまに詩「桜の花の咲くころに」「紺碧の湖に佇みて」をいただいたお礼に、書かせていただいたものです。(このためいきが出るような2編の詩は、「たからもの」の部屋に飾らせていただいています! まだご覧でない方は、ぜひ!!!!!) 櫻さまからのご希望は、"『いろはかるた』のような話を、少しコミカルなタッチで"、というものでした。具体的なシチュエーションを指定してくださると書きやすいのですが、とお願いしましたら、「湯屋油屋のお花見」というお題を考えてくださいました。 それを管理人が勝手に拡大解釈しまして(^^;)、『いろはかるた』の続編、温泉宿『櫻屋』でのひと騒動、という形にあいなりましたわけです。もちろん、お宿の名前は櫻 沙耶美さまのお名前にちなんでつけさせていただきました!それから、櫻さまは音楽の嗜みもたいへん深いお方ですので、その特技を生かして強制労働、あ、いえ、特別出演してヴァイオリンなども弾いていただいてしまいました(^^)。 コミカル。。に仕上がったかどうかは、、、、、なのですが、管理人はかなり楽しく悪乗りして書いておりました♪(性格悪い・・・) ハク、かわいそうでしたねぇ(←他人事のように)。湯婆婆にはいたぶられ〜、千尋の問題発言には振り回され〜、坊&カオナシには恋路を妨害され〜、リンさんにはぼこぼこにされ〜、釜爺にはフォローになってないフォローをされ〜〜、(←あくまでも他人事)。いったい何のために自腹切って温泉行ったんでしょうねぇ(←やっぱり他人事)。 この話も、下書きをしてからアップするまでに、何回も気が変わってかなり書き直しました。 たとえば、2話で龍姿のハクが嬉しさのあまり、スキップ♪してしまうシーン。 あれも、初めは、バレリーナのようなグラン・ジャンプにしておりました。そして、いやいやバック転の方がいいかも、うーん、白龍のコサックダンスも悪くない・・・などなどと、いろいろ迷ったあげく、まあ、一番無難な、スキップに。できれば、上体は起こし、お手手(前足?)は可愛く持ち上げて、ちょうど犬(できれば、ダックスフント)が「ちんちん」をしているような体勢でスキップしている姿を想像していただければ(笑)。 それから、湯殿でリンさんに踏み込まれてハクがぼこぼこにされるシーン。 最初は湯殿じゃなかったんです。もちろん、千尋ちゃん、着衣(@〜B稿)。 第@稿:部屋でかわいくトランプなどしているところに踏み込まれる 第A稿:千尋がハクに、しっぽりお酌してあげているところに踏み込まれる 第B稿:『怖い話』をされて、千尋が泣きながらハクに抱きついたところを踏み込まれ る 第C稿:湯殿でああいうシチュエーション、問答無用で踏み込まれる(決定稿・笑) と、だんだん危ない方向に(^^;)。@〜B稿もそれなりに気に入ってはいたのですが、どうも盛り上がりに欠けたため、めでたくボツネタフォルダーへ(笑)。 ラストも下書きでは、もっと救いようがなかったですね。「なんで私がこんな目に会わねばならないのだー!」というようなやさぐれた歌をハクが詠んで、それでおしまいという。(おいおい) でも、何も悪いコトしてないのに(一応は)、あれだけ酷い目にあわされて、最後これじゃあなぁ・・・・と、さすがに鬼のような管理人も思い直しまして。 せめて、ハクが多少なりとも喜びそうな歌のひとつでも、千尋ちゃんに詠んでもらって、とりあえず丸く場を納めようと。(こらこら) なんだかんだ言いながら、書きあがったのは、五月の半ばすぎ。。。もう誰も、「花見」の「は」も口にしない頃になってからでした。。櫻さま、すみませぬ。。 嫌なお顔ひとつされず、にこやかに受け取ってくださった櫻 沙耶美さまに感謝!です。 *なお、櫻 沙耶美さまのサイト「夢幻夜行」へは、リンク部屋から行けますので、ぜひ!! 【追記】 花筏連載中に、渚さまがBBSに素敵な和歌を寄せてくださいました! ログ流れしてしまってはあまりにもったいない作品でしたので、ここに掲載させていただきます♪ ハクにもらった歌に千尋がこんな返歌をできればいいのにね、ということで。 面倒見のいい親切な渚さまは、現代語訳<表・裏>まで添えてくださり、管理人感謝の嵐です!!! 花筏 浮かべし佐保川 飛び立ちて
今宵結ひさせ 茜の胡蝶 <現代語訳・表> たくさんの花が流れる春の佐保の川。どうか、今宵は私(の指)に、茜で染めた糸を蝶結びにしてくださいな。恋しい人とつながれている…。 <現代語訳・裏> 女性ばかりに囲まれているモテテいらっしゃる貴方。どうか今宵だけは私と結ばれてください。 ちなみに…茜は明け寝とかけてあります。あと、茜は止血剤にも使われているとか。 「表」の愛らしさ!「小指の赤い糸」ですよ、もう、ラブロマンスの頂点に輝く小道具ですよ!!!! ああ、まずはここにぽーーーっと魅せられた管理人。 そして。「裏」でにんまり(おほほのほほほ)。 もう、艶っぽいったらないじゃないですか! 「茜」にそんな意味が!!!!(←これは管理人、気付きませんでした!) さらに、「今宵結ひさせ」・・・・って。 何を結ぶんですかーーーー(喜叫)!!!! 想像@ 解いた髪。(きゃ♪) 想像A 衣服の紐。(きゃあ♪) 想像B ・・・・(自粛します。^^;) さて、皆様はどのように感じられました???楽しいですねぇ。こういう意味深な歌は〜〜 こころよく歌の掲載を了解してくださった渚さまに感謝です! *なお、渚さまのサイト、「Jade=Green=Beach」へは、リンク部屋からいけますので、是非♪ 米良美一さんについての情報をメインに、ジブリ作品に登場するお料理を再現されたコーナーも作ってらっしゃいまして、とても楽しいサイト様です♪ <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
これは、「カナリヤ商會」のあもさま主催の「レトロ同盟」に参加させていただくにあたって書かせていただいたものです。日本の古き良き懐かしきもの・・・が好きな方々が集まった「レトロ同盟」。そこに寄稿する、ということで、よっしゃ!と腕まくりで構想を練りました。 もとから和モノは好きなんです。「千と千尋」にここまでハマってしまったのも、そのあたりにも、原因があるかもしれません(-~~-) で、何を題材にしようかな、と考えて・・・・一番最初に浮かんだのが「紙風船」と「赤レンガの建物」でした。イメージを膨らまそうと思って、それらを扱ってらっしゃるサイト様をいろいろ巡ってみたのですが、どうも、「赤レンガ」からはエピソードが浮かんでこない・・・・。赤レンガの壁のレトロな造りの郵便局にモガなお姉さんなんかいて、そこに湯屋のおつかいで千尋がやってきて紙風船をもらう、みたいな書き出しで、はじめ、書いてみたんですが。・・・・面白くない。。。→ボツ。 次に使いたくなったのが「屋形船」。------うん、ハクと千尋がいっしょに乗って。花火見るとか。線香花火するとか。お素麺食べるとか。そんなのもいいな。小物は風船蔓の鉢植えと、鈴虫。そのセンで行こう。そうそう、一度「神隠しの記憶のなくなった千尋」っていうのにも挑戦してみようかな----------という感じで書き始めました。 が! いつものことです。予定は未定。書いているうち、どんどんどんどん長くなる・・・差し上げモノに、これはよくない・・・! カット、カット!!!花火もお素麺も!!! それでも長い! コンパクトにまとまらない!!! で。あもさまに泣き付きました。「長くなっちゃうんです。。。連載でもいいですか??」 太っ腹のあもさまは、快くOKをくださいまして。(嬉泣) あちらのサイトさまの容量の問題もあるし、申し訳ないなーとは思いながら、お言葉に甘えて連載にさせていただきました。 さて。挑戦したものの。意外に難しかったです。「記憶をなくした千尋」と「全て知っているハク」の組み合わせは。 「両思いであることが前提にない」ものですから。どうやって、ふたりの関係をつくっていけばいいのかと・・・・。ここで一役買って出てくれた(?)のが法被のにーちゃんでございました。あのナンパにーちゃんは、最初は出す予定なんかなかったんですが、中盤を盛り上げるために、急遽登場していただきました。ありがちの展開でなんなんですが、思いのほか効果的だったかも?などと、思ったり(笑)。 舞台をお祭りにしたのは、レトロな小物をいろいろと登場させるのに都合がよかったからです。浴衣を千尋に着せてみたかったですし。ハクも、夏物の和服で登場。(衣装については浴衣や着物関係のサイトさまをあちこち回ってイメージに合うものを探してアレンジしました。が、何分、付け焼刃な知識で書いたもので、和服に詳しい方は首をかしげられるかもしれません。すみません。) そして・・・察しのいい方でしたら、1話めでこの話のラストの見当がつかれたかもしれません。七月(文月)の七の日の祭、-----つまり「七夕」のお祭-----、とちらりと匂わせてましたので・・・。 さらに、あもさまが、メールで、『祭りというのは、男女の出会いのハレの場、という要素が強くあります。ですので、夏祭りという場に千尋が大人びた浴衣で出かけてゆく、というのは「少女から大人の女性への変容」というイメージを自然と呼び起こしますね』という内容のコメントを下さいまして、ああ、なるほど!と、感心いたしました。 書いた本人より、読んで下さった方のほうが、深く掘り下げた考察をしてくださってますね。脱帽です。そういう面を描きたかったのも確かにあったのだわ、と、ひとさまの言葉で気づく、管理人でした。 差し上げる、というよりも、無理やり押し付けた、という感じの寄稿でしたが(汗)、快く受け取ってくださったあもさま、そして、サイトアップに当たりましてご尽力くださいましたくろねこさまに、感謝です! あもさま、くろねこさま、ありがとうございました! レトロ同盟のさらなるご発展をお祈りいたしております。 なお、あもさま、くろねこさまの「カナリヤ商會」へはリンク部屋から行けますので、ぜひ♪ <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
・・・・・・。 なんなんでしょうね、これは(笑)。 一度はボツネタフォルダーに突っ込んだ話なんですけどね。(^^;) 一応、この話を思いついたいきさつをお話ししますと。 ええとですね、管理人、平成14年4月14日に、大阪フェスティバルホールに、オペラ「夕鶴」を観に行きました。 民話「鶴の恩返し」をもとに木下順二氏が脚本を書き、それに團伊玖磨氏が作曲したものです。 主役の「つう」をソプラノの釜洞裕子さん、「与ひょう」をテノールの小林一男さんが演じられました。 ほんとに、すばらしくて。 管理人は、ヒロイン「つう」の切ない歌声にどっぷり感情移入してしまい、不覚にも第一幕から、ぼろぼろに泣いてしまいました。 幕間の休憩にトイレに行くと、まあ、わたしと同じようにハンカチ握り締め、目を真っ赤にしている女性が列をなしていて・・・・・。(ああ、わたしだけじゃなかったのね^^) 終演後、しばらく放心状態&興奮状態でありました。 ああ、また観たいvv ・・・・・・・で。 その「夕鶴」からインスピレーションを受けて、この話を書きました。 ・・・・・・・。 あんな素晴らしいオペラを見て。。。なんでこんなあほな話を思いつくんでしょうね、管理人(笑)。 なお、<はじめに>でも触れましたが、話の中に2箇所、「夕鶴」から表現をお借りしている部分がございます。 ひとつは、「センが畑から帰ってきたときに。汁が冷たくてはかわいそうだと。朝の味噌汁の残りをいろりにかけて、あたためておいてやろうと思った」というくだりです。 与ひょうは、鍋を焦がしたりはしませんでしたけど(笑)。 もうひとつは、機織りの擬音、「ちんからとん こんこんこん」です。 (多少変えてはありますが) この表現は、管理人の創作によるものではないことを、念のために、ここで明言しておきたいと思います。 パロディーを書いておきながら、、、今さらという感じですが、 もちろん、原作「夕鶴」の著作権を侵害する意図はございません。 * この話を連載中偶然に、いつもお付き合いさせていただいているサイトさまで発表されている作品と類似する表現があったことに気づきました。せんちひ小説サイトでそういう問題がいろいろと騒がれている時節です。ご不快に思われては大変と、すぐに先方に相談させていただきました。場合によっては、表現を変えるなどの措置を取らなくては、と思っていたのですが、「気にしませんよ」とのお優しいお言葉・・・。ご好意に甘えまして、そのまま掲載させていただくことにしました。この場を借りまして、お礼申し上げます。 <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
悪ノリしてすいませんっ!(のっけから謝罪・・・・^^;) 「むかしばなし」で「夕鶴」のパロをしたわけですが、 そのラストで、ほんの軽いジョークのつもりで 「つぎは『にんぎょひめ』♪」と千尋に言わせて終わりましたら。 『油屋劇場』の『人魚姫』も面白そうだと BBSその他で盛り上がってしまいまして(笑) 「人魚姫」のパロを書く予定はなかったんですが、 なんか楽しそうだったので、「パロ未満」をちろっと書いてみることにしました。 ええ、ハクさまを罠に嵌めて人魚コスプレさせることだけが目的の話です。(おいおい) 最初は1話完結で、ぱぱーーーっと(アップした3〜4話あたりを中心に)書いてみたんですけど、 どうも、もうひとつだなあと感じまして。 急遽、話を盛り上げてくれる個性的な小湯女を何人か登場させてみることにしました。 どんな子にしようかな〜〜〜と考えていたんですが、 そこで、ふと、しょーもないアイディアが。 「小湯女のモデルをネットで募集してみよう!」というものです。 で、トップにて、「小湯女役として小説に出されてもかまわない方、HN貸してください〜!」との募集をいたしました。 どなたも応募してくださらなかったら、寂しいなぁと思いつつ、いちかばちかの公募だったのですが、 早々に5名の方が、応募してくださいました!ヽ(^▽^)/ ありがとうございます!!! BBSによく書き込みをしてくださってた方々でしたので(あ、実際にお会いしたことはないんですけどね)、 わたしなりの、その方々のイメージをベースに、あとは話の展開に都合がいいように尾鰭をつけさせていただいて(こらこら)登場していただきました。 あやめさまには「若さいっぱいぴちぴち元気印で、その場を明るくしてくれ、気さくでパワフル、行動力も抜群」な湯女を、 みちるさまには「しっかり者でリーダー的な立場に立つことが多いけれど、茶目っ気とおしゃれ心はいつも忘れない」湯女を、 ひさかたさまには、わたしと同じ関西在住の方というのをネタに使わせていただいて、「関西弁でがんがん突っ込んで、ストーリーを引っ張ってくれる役どころ、さばさばボーイッシュだけどなかなか見目はよい」湯女を、 まきさまには「こまやかに大人な心配りのできる女性、でも、実はかなりの(ひょっとしたら5人の中で一番の?)いたずら好きで、優しげに微笑しながら結構キツいこともさらりとやってのけてくれる」湯女を、 青儀(Ching-Yi)さまは、台湾の方でいらっしゃいながら、日本語の小説サイトに精通されているというところをお借りして、「台湾からの研修生で、語学優秀、非常に勉強熱心。・・・なのだけど、何故か笑いを誘う数々の発言を連発し、話を盛り上げてくれる」湯女を、 それぞれ演じていただきました。 う〜〜ん、小湯女ーズ5人娘のキャラの書き分け、うまく出来てたでしょうかしら・・・ 「内輪ネタ(というか5人の方を知らない方には面白くもなんともない話)」に終わってしまわないよう、努力したつもりなのですが・・・(汗) なにはともあれ、モデルを申し出てくださった方々のおかげで、話がぐっといい方向に向かってくれました。 下手にオリキャラ作るより、ずっと楽しかったです♪♪ (はっ。またもや他力本願な・・・^^;;;;) 作中でとんでもないコトを言わせたりさせたりしたにもかかわりませず、笑顔で受け入れてくださった、あやめさま、みちるさま、ひさかたさま、まきさま、青儀さまには、この場を借りまして、改めまして御礼申し上げます。 ありがとうございました!!!!! 【追記】 BBSでももさまが書いてくださったSSSがあまりに面白かったので!!! ここに掲載させていただくことにしました!!!!(むふむふ・・^^) <人魚姫・衣装合わせ中> 湯女達「きゃぁ〜〜〜vハク様、可愛い〜〜vv 湯婆婆様、油屋の宣伝ポスター、今月はこれでいきましょうよ!」 湯婆婆「そうだねぇ(ニヤニヤ)。客呼びにはもってこいだ」 銭婆 「大丈夫だよハク龍、とっても似合ってるわvv、ち〜〜っとも いかがわしくないよv」 湯婆婆「芝居の後はその衣装のままで宴会接待しな!……なんて言わないからね。 あ、追加料金でお色気サービスvvv……なんてのもさせないから安心しな♪」 ハク「……Σ(T□T|||)。(嘘だーっ 貴女のその目はヤル気じゃないかーーー)」 ・・・・・・ぷふふふふふっ。ハクさま、ご愁傷様です。がんばってね♪ ももさま、ありがとうございましたーー!!! <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
これは2002年9月15日に行われました千と千尋オンリーイベント「白夜」で出させていただいたものです。 実は管理人、こういうサイトをしていながら、「イベント」というものに全く縁がなかった人間でして。 サークル参加はおろか、一般参加もしたことがなかったという者でした。(^^;) ひょんなことから参加させていただくことになったのですが、人様にお金出して買っていただくものを作るなんてどう考えても無理だわ、と、短編を一本書いて無料配布をお願いしたんです(委託参加)。 「本を作る」という作業ははじめてだったのですが、なかなかに楽しいものでした(^^) 部数も少ないですし、自宅のプリンターでプリントアウトしたものをホチキスで留めるだけ、というごく簡単なもので、表紙もワードでごくシンプルにデザインしただけだったんですが、サイト公表用の作業をするのとはまた違ったドキドキがありまして。 紙の上にならんだ文字を眺める、っていうのは、ある意味新鮮で、いい経験でした。 話の内容は・・・・・まあ、いつものウチの路線?で俗に言う「龍の生殺し」で終わってるんですが(あはは)、読んでくださったかた、もって帰ってくださったかた、どうもありがとうございました。 イベントに参加するにあたりまして、いつもお世話になっていますひさかたさまにお願いしてサークルカットを描いていただきました。すごーくすごーく素敵で!!!(嬉泣!) たからものの部屋に飾らせていただいています。 最後になりましたが、イベントの主催者さま、スタッフさま、ほんとうにお世話になりました。ありがとうございます。(ぺこ) <INDEXへ> <小説部屋topへ> |
これはひさかたさまの発行されました千と千尋本「オユヤ モノガタリ」にゲスト参加させていただいたときの短編です。 実はこの話は、とあるイラストへの「挿し文」なんです。 以前、ひさかたさまが某サイトさまの絵BBSで描かれたイラストを見せていただいたことがありまして。 他サイトさまへの投稿作品ですので、残念ながらここに紹介させていただくことはできませんが、「うたたね」というテーマのイラストで、腹掛け姿の千尋がハクの背中にもたれかかって眠ってしまい、ハクはちょっぴり頬を染めたまま固まってしまっているというほのぼのとした作品でした。(=^^=) その素敵イラストを見せていただいたとたん思いついたSSSもどきを、ひさかたさまにメールで送りつけたのが↓なんですが(あほ^^;) 〜千尋がなんかチョンボしてしまって、ハクのお部屋でお説教〜 「始末書、書いてもらうよ。可哀想だけどね。」 「え・・(しょんぼり)・・・・あの、『しまつしょ』ってどうやって書くの・・?」 「知らないのかい?仕方ないね。こんなふうにね・・・」(と、机に向かってお手本を書く) 「まず、ここに、自分の名前を・・・・ああ、『セン』でいいから」 「うん」(ハクの背中から、『お手本』を覗き込む) 「で、こうこう、こんなふうに書いて、最後に判子・・・は、ないから、拇印を・・・(はっ!)」 お手本を覗き込んでいたはずの千尋は、そのままぺたっと ハクの背中にもたれこんで眠ってしまっているのでしたv 「ち、・・・・ちひ・・・・・・」 筆を持ったまま、龍の生殺し状態で(笑)動けなくなってしまうハクでした。おしまい♪ ・・・・失礼しました(-_-;)。で、それからしばらくして、ひさかたさまのせんちひご本に参加させていただくことになりまして。 それじゃあ、ということで↑の話をもちっと膨らませて一本の短編にしたものが「明けの明星」でした。 好きなイラストへの挿し文書くのは大好きなので(イラストのイメージぶち壊すな!との苦情がきたらどうしよう〜〜とぎくぎくしながらも、、^^;)、とっても楽しかったです。 で!!!先に言いましたように、その「うたたね」を当サイトで公開することはできませんが、なんとひさかたさまが、「明けの明星」のイメージイラストを描いてくださいました!!!豪華フルカラー、情緒たっぷりのイラストです!!「たからもの」の部屋に飾らせていただいています!!!どうぞご賞味くださいませー!!! 最後になりましたが、たいへんお世話になりましたひさかたさまに、心からお礼を申し上げたいと存じます。 ほんとうに、ありがとうございました!(=^^=)
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これは、あもさまの発行されました千と千尋本「一期一会〜わたしの神様〜」にゲスト参加させていただいたときの短編です。 一生でたった一度きり、巡ってくる出会い。 「千と千尋の神隠し」の中にはたくさんの大切な「出会い」が描かれていましたよね。 それをご本のテーマにされたあもさまの着眼点には、いつもながら『ほぉおおう!』と唸らされます。 「千と千尋」の本質を深く掘り下げた作品から、思わず吹き出すギャグまで、盛りだくさんな内容を「一期一会」というテーマでぎゅっとまとめられた、素敵なご本です。(詳しくはあもさまのサイト、「カナリヤ商會」でどうぞ!) そんな素敵本に参加させていただけて! 管理人ってば本当に幸運な人間です♪(=^^=) で、どんな話にしよう???といろいろ考えまして。 (ちなみに、あもさまのご希望は「シリアス路線で、らぶいめのを♪」とのことでした) 冬のイベントで発行されるご本なので、とりあえず雪景色をバックにもってきて、「自分より大人びて見えてしまうハクに、目に見えない距離感を感じてしまう千尋の想い」というのを中心視点に話を書いてみたわけなんですが。 実は最初の構想では「1泊2日の千尋同伴出張(ん?)」がメインに来るはずだったんです。かまくらのシーンはほんの導入で。 ところが、そうしましたら、なぜか途中からコメディーになってしまって・・・・ ボツにしました(あはは)。 いつか(=ネタが切れたとき♪)敗者復活してボツネタフォルダーから引っ張り出してくるかもしれません(^^;) 出だしとラストにわらべうたの「かごめかごめ」をアレンジしたものを持ってきましたのは、ぐるぐるまわる輪の中で偶然ただ一人だけが「うしろの正面」に巡り来る・・・というイメージがなんとなく、あもさまのご本のタイトル&テーマの「一期一会」につながるかな?と思ってのことなのですが、効果が出ているかどうかは果てしなく疑問ですね(^^;) でも、大好きな方の素敵なご本にゲストさせていただけて、とても楽しかったです。 最後になりましたが、たいへんお世話になりましたあもさまに、心からお礼を申し上げたいと存じます。あもさま、本当にありがとうございました!! ♪なお、あもさまのサイト「カナリヤ商會」へは、リンク部屋からいけますので、ぜひ! |
この話は、2003年の夏、『暑中お見舞いに』とtomoさまがくださったイラスト「ボートにのって」を拝見しているうちに思いついてしまったものです。(^^;) あっあっ「イラスト世界を文字化した」いわゆる、「イメージストーリー」ではございませんからっ!!そんなおこがましいこと、口が裂けてもいえません!!!あの素敵イラストをわたしなんかの文で表現するなんて不可能ですもん!! あくまでも、あの作品を拝見してるうちに、管理人の頭の中に浮かんでしまった『横恋慕文』でございます。はい。 tomoさまの詩情たっぷりなイラストには、いつも『キーボード叩き人間』の創作意欲(=と書いて「もーそー」と読みます^^;)をうずうずと刺激されるのです。。。ほんとに美しくて夢があって、そして、なんと言えばいいのか・・・・「絵を通して優しい気持ちをすべての人に分けてあげたい」というようなあったかいメッセージが一面にあふれていて・・・胸の琴柱を心地よくゆさぶられるのですよね。(ぽーー) で。 そんなtomoさまの素晴らしいイラストにわたしなんかが妄想文をくっつけるなんて大顰蹙!!とは重々承知の上ですが、 今回tomoさまに無理をいいまして、こういうものを書かせていただきました。(幸=^^=) イラストとイメージ違いすぎ!との怒りの座布団、石、お煎餅、甘んじてお受けいたします。はい、書いた本人が一番よくわかっております(><) 言い訳させてもらいますとー(せんでいいっ!!)最初に下書きしてみたときのは「風邪引き千尋&看病ハク」のほのぼのストーリーだったんですよ〜(きっと、どなたにも信じていただけない^^;) 熱で苦しむ千尋を気遣うハク> 「熱が下がったら何をしたい? なんでもしてあげるから、言ってごらん」 ちーちゃん>「じゃあ、親指姫になりたいな」 ハ>「うん、わかった」 ち>「え?ハク、親指姫、知ってるの?」 ハ>「・・・・・」(←実は知らない^^; ←千尋に結局教えてもらう) みたいな。ええ、ちゃんと1話完結、きちんと短編。ワードで4000字足らず。 シンプル〜〜〜vv (ホントですってばー!!) シンプル〜〜〜vvなのはいいんですが。 物足りない。。。。変だなー。なんでかなー。 も少し膨らまそう。えーと、お姫様抱っこシーン入れよう♪ おでこつん熱はかりも入れよう♪ 1話完結にしてはちょっと長めになっちゃいそうだけど、まあいいかー。 かたかたかたかた・・・・・・(←下書き第2稿を打つ音)
・・・・・まだ物足りない。なんでだろ。。。。 わかった!ハクが『悩んで』ない!なーんにも『悩んで』ない! これはだめだわ!!!(えっ) ウチの話で悩みなしのハクなんて!!(・・・・もしもし?) いぢめればいいのねっ!! 問題解決〜!(・・・・・なのか?!) ちょっと1話に納めるには長いから、2話にわけることにして♪ うんうん、できそう。ささ、tomoさまにメール。 管理人「あのぅ、2話くらいのショートエピソードということで、字を書かせていただきたくて・・・」 快くOKくださったtomoさまに感謝して、キーボードをかたかたかた♪ ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 管理人「tomoさん〜〜すみません、3話になります〜〜」 tomoさま「いいですともvありがとうございますv」(←ああ、tomoさま、腰が低い・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 管「すみません、終わらなかったんで、もう1話・・・・・」 tomoさま「ええ、ぜんぜんかまいませんよ^^」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 管「すみません、終わらなかったんで、、、」(以下略) 舞台裏はこんなんでした(^^;;;) 冷や汗でメールするたびに、あたたかな感想と励ましのおことばをくださったtomoさまに、頭が上がりませんー 思えばわたし、こういう前科山ほどあるような。(学習能力というものはドコに・・) でも、わたしにとっては本当に楽しい経験でした。 こちらの突然で一方的な申し出に、最後までお付き合いくださったtomoさまに、心からお礼を申し上げたいと存じます。tomoさま、本当にありがとうございました!! <追記> tomoさまのイラストに挿し文させていただけただけでも幸せだったのですが、なんと! 小説完結後に、tomoさまが4枚も挿絵を描き下ろしてくださいましたー!! ありがたく頂戴いたしまして、小説内に展示させていただきました(深々と敬礼〜〜) tomoさまのサイトでは、これらのイラストを「ジブリの部屋」にて原寸サイズで展示してらっしゃいますvv もうそれはそれは〜〜美しいのです〜〜〜〜〜v ぜひ、ご覧になってくださいませー!! tomoさまのサイト「tomo's room」へは、リンク部屋からいけますので、ぜひ! |
「胡蝶」はいつもお世話になっておりますkenさまのリクエストで書かせていただいたものです。 ・・・・リクエスト物、ってやっぱり1話完結が常識ですよねぇ? せいぜい、長引いても二、三話が許容範囲、、、、ですよねぇ???? 思いっきり長引いてしまいまして、本当に失礼いたしました!!!! いえ、リク内容から筋立てを考えた瞬間から、「あ、コレは多少長くなるかな〜♪」なんて思ったんですが。 連載でもいいです、とkenさまがおっしゃってくださったのをいいことに、書きたい放題書いてましたら、、、こんなコトに(大汗) (「ちゃんと短編でまとまったことの方が少ないでしょうがっっ!!!」という突っ込みは・・・・自分で入れときます^^;) まあそれは横においておきまして(えっ)、kenさまのリク内容はといいますと、まず、タイトルを「胡蝶」に、ということでした。 雅楽をお好きな方はご存知かと思いますが、「胡蝶」という舞楽もありますよねー 和モノが好きなわたしのサイト傾向をよくご理解の上でリクくださったkenさまに感謝〜〜!しつつ、 ちょうどいいのでお話の中にも舞楽「胡蝶」を取り入れさせていただきました(^^)。 お話内容のリクとしましては、「うつしよでも油屋の世界でもない異界にふたりが迷い込み、荒れ果てた邸宅に暮らす内親王の少女とであう・・・と、いったような設定で始まる」ということと、「ラストはハクと千尋がふたりで油屋を後にする」ということでした。 その「内親王」を誰にしようか、と、完全オリキャラも含めいろいろ考えたのですが、結局「千尋の前世」ということに(安直ー)。 ・・・・・千尋の前世が、皇族のおひめさま。 ・・・いいのかな(少し悩む)。うーん(ちょっぴり迷う)。。。 まあ、ファンサイトの二次小説だし!!(すぐ開き直る) 大体、前世の人格と生まれ変わったあとの人格が、あんなふうに対話できるというのも変な話。(強引すぎて恥ずかしい) 「前世の記憶」や「人格」を催眠療法などで呼び出すことはあるらしいけれど・・・(それでもまだかなり無理が) まあ、素人の趣味小説サイトだし!!!(また開き直る) 細かいことはまたまた横においておきまして(こらこら)〜、 「胡蝶」前半のイメージとしては江戸時代中〜後期を思い浮かべていただければ嬉しいです。 ばればれでしょうが、「千の姫君」のモデルは徳川家茂将軍に嫁いだ和宮内親王です。 和宮嫁下の様子を描いた絵巻や資料など調べてストーリーに盛り込む作業はすごく楽しかったです〜〜〜 あっでも、時代考証不十分&あまりにも不勉強だったために、まちがい&でっちあげは山ほど(><) (一番大きなミスでは、皇女が将軍家に嫁ぐ例がいくつもあったかのように小説内で書いてましたが、大納言クラスの貴族の娘ならともかく、皇女となると、和宮内親王が最初で最後・・・・・・かも^^;。。。それから、千の姫のおじいさんが関白、というのも、、、、江戸時代に京都の貴族が関白??うーん。。。) ぶつぶつぶつぶつと言い訳ばかりしつつ(^^;)、「胡蝶」は結局、前半の『前世編』、中盤の『映画本編の少し前、千尋が琥珀川に落ちたあたりからハクが油屋へ落ち延びるあたりまで』、そして後半『映画の"その後"』と、3部立てのようになってしまいました。 もっとスピーディに書けていればまだよかったのですが、諸事情で完結まで思ったより時間がかかってしまいまして、話の途中でキャラの性格は変わってしまうし、あまりに昔の伏線を「読んでくださってる方、もう誰も覚えてらっしゃらないだろうなー」と思いながらごそごそと回収したり、お恥ずかしいことこの上ございません(隠れる穴を掘る) でも、せんちひ二次小説を書くうちに、いつか素材として取り上げたいと思っていたもの(水琴窟、神泉苑、童謡=改ざんしてますが^^;=など)をたくさん盛り込むことができまして、書いている本人は非常に楽しかったです。 そしてその上、リク主のkenさまから何枚もの挿絵を頂いてしまいまして!!! どれも、詩情あふれる上質な作品ばかりで・・・・いただくたびに、ため息をついておりました。 kenさまのイラストのお力で、「胡蝶」は豪華絢爛なWEB絵巻物語に変身・・・・身に余る光栄でした!!!! 長らく辛抱強くお付き合いくださいました上に、素晴らしいイラストまで、kenさまには、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました!!! ※追記:「胡蝶」内で使っています子守唄は、童謡「とおりゃんせ」と「ねんねんころりよ」「花嫁人形」の歌詞を一部借りましてアレンジしたものです。厳密にいうと法に触れるのかもしれないとも思うのですが・・・・(悩) *kenさまのサイト「Shrine minakata」へは、リンク部屋からいけますので、ぜひ!*
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