<其の十>
涸れ川の名残ともみずきくならく
荻おふあたり風のさやぐは



【読み】

かれがわの なごりともみず きくならく
はぎおうあたり かぜのさやぐは



【めぞぴあのの独断と偏見による解釈と一押しポイント!!】

水を失い、涸れてしまった川。
もう、名残すらとどめないけれど。
けれど、荻が生い茂り、風がさやめいているところから。
かつて確かにここに川があったのが推し量られるね・・・



また無知を暴露しますと、管理人はKenさまに教えていただくまで、荻とは、萩と似たような植物だと思っておりました。というか、「荻」という字は、「萩」の異体字なんだろうなどと。(あほ♪^^: いいんです。笑ってやってください♪)。ぜんぜん違う植物なんですね。しかも、「荻」とは、川と特別に関係の深い植物なのだということも、知りました。詳しくは、Kenさまが写真入りで解説してくださいましたので、こちらをご覧下さいませ。ちなみにこの壁紙は、荻ではなく、ススキです(見つからなかったんですよ〜〜荻の壁紙・・・
・・><)。

最後に、すばらしい和歌を十首も下さり、しかも、知識のないわたしに、いろいろとご親切に和歌の世界の愉しさ・奥深さを教授してくださいましたKenさまに、再度深くお礼申し上げます。ああ、楽しかったですー!

♪なお、Kenさまのサイトへはリンク部屋から行けますので、ぜひ♪

♪この壁紙はしゃらくさまよりいただきました♪



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