<其の四>
おほぞらのはてなき恋ぞひとり澄む
こほりて白き月の底辺に



【読み】

おおぞらの はてなきこいぞ ひとりすむ
こおりてしろき つきのそこえに



【めぞぴあのの独断と偏見による解釈と一押しポイント!】

大空のように終わりのない恋にひとり身を沈め。
凍りつくように白い、清浄な月の光に射抜かれて。
わたしは身動きもできず、ただひとりで、たたずんでいる。



なんともひたむきな、恋の想いを歌い上げたものですね。。。
下の句が、個人的にツボなのです。
「こほりて白き月の底辺に」・・・・「月=ハク」とも、とれますよね。---表面上は、冷たく澄んだ月の光のように冷静さを装いつつ、その心の底には。どんなに熱い想いを秘めていることか。

♪この壁紙はWATER GARDENさまよりいただきました♪



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